駅構内に“こたつスペース”が…

JR南小谷駅構内にくつろぎの空間が登場。畳スペースになった一角にこたつがあって、
背景はなんと古民家の囲炉裏。ともすれば殺風景な駅の待合室が、他ではお目にかかれないような
アットホームな雰囲気になって、なんとも癒される。地元の方がボランティアで枠組みを作り、
畳やこたつは駅の職員の人達が持ち寄り出来上がった正真正銘の手作り。
こたつがあることによって地元の人と観光客の交流が生まれたり、宿題をする高校生がいたり、
いびきをかいてすっかり熟睡モードになってしまう人までいたりするそう。

(写真提供:竹川清登)
このスペースの発案者は駅長の竹川氏。
「車社会になった今でも、地元の方が多く利用する駅に昔の憩いの場所のようなものがあれば…。」
と思いついたそう。今回の構想はアイデアマンの竹川氏が昨年着任当初からを温め続け
去年のクリスマスようやく実現したもの。

南小谷駅駅長
竹川清登(たけかわきよと)さん
趣味で撮りためている写真は、小谷・白馬の風景や行事・お祭等。
今回使われている背景も竹川氏が撮影されたもの。今後どんな背景になるのかとっても楽しみ。
三月末頃には、こたつからちゃぶ台に変身してしまう予定との事。
家にこたつが無いので今度ゆっくり暖まりに行こうかな〜。